口腔ケアのお仕事、6年目に突入しました。
口腔ケアに携わり5年経ち、6年目に入りました。様々な施設や在宅へ伺い多くのご利用者様、御家族様と接してきました。
経過を話すと長くなりますが、
7月末、同居している義理母がアルツハイマー型認知症であると診断されました。
私は毎日、認知症の方と接しています、しかし仕事上であり、第三者という立場でした。それが一転、「介護者」という立場になりました。
正直、アルツハイマー型認知症ではないかと薄々感じていましたが、診断が下されると受け入れられない自分がいました。毎月の受診、薬の管理、地域の包括センターやデイサービス、介護保険などの手続き、面談、担当者会議、予想以上に大変です。お休みを頂いたり、仕事を調整して頂かなくてはいけなくなりました。
認知の程度や身体の状態にもよりますが、介護者の気持ちや苦労、苦脳が初めて解ったように思います。
私自身、これからどう接していいか解りません。この先何年続くのか?仕事が終わり帰宅途中の足取りが重くなり、帰りたくない症候群に襲われる毎日です。
しかし口腔ケアの仕事は始めた頃と変わらない気持ちで続けていける事に変わりはありません。
訪問口腔ケア専門歯科衛生士 橋詰めぐみ
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