寿楽苑にて講演会【質問1】
今回は、摂食嚥下に関するご質問に、
医療法人三紲会・摂食嚥下部門主任「井出浩希」がお答えします。
Q:体力の回復はあるが、とろみや食事が回復しない方に対してどうしたらよいか?
A:体力とともに栄養状態が改善しているかが重要です。
体重がどのように変化しているか、若い元気なときと比較することが重要です。
歩けていた方が歩けなくなったときに
体力の回復とともに歩けるようになる方もいますが、
歩けないままの方もいらっしゃいます。
残念ながら回復が難しい方には、新しい生活のスタイルを築いて頂く必要があります。
どうしたら新しい生活を継続することができるか
(どうしたら美味しいトロミや食事が食べられるかなど)、
嚥下障害がある方を皆で支えていく姿勢が必要と考えます。
続く
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